リアコイン(RIA/旧ARM)代表中田義弘が逮捕!GreenBoxProjectのパーティー潜入レポ。
こんにちは。仕事そっちのけで時々仮想通貨もやっているアラサー女子めかぶです。
2018年は様々な仮想通貨が誕生しましたが、中にはそれを悪用した詐欺やネットワークビジネス(マルチ商法)といった事例も数多くありました。
実はめかぶも先日、知り合いの知り合いからリアコインの運営元であるGreenBoxが主催するパーティーに誘われたのです。
参加する前に、仮想通貨のネットワークビジネス(マルチ商法)と言われているリアコイン(RIA/旧ARM・アームコイン)について調べた内容とパーティーの様子をまとめました。
- 2019/2/4追記:中田義弘が法人税法違反で逮捕された!
- そもそもリアコイン(RIA/旧ARM)とは?
- リアコイン(RIA/旧ARM)の特徴とは?
- グリーンボックスプロジェクトってなに?
- グリーンボックスプロジェクトのクリパに潜入してみた
- リアコイン(RIA/旧ARM)・GBプロジェクトの評判
- まとめ:注意すべきポイントは2つ
- リアコイン(RIA/旧ARM)の現在
- 番外編:Tee coinというのもあるらしい
2019/2/4追記:中田義弘が法人税法違反で逮捕された!
以下のツイート情報があり、逮捕されたのは間違いないようですが、今だソース元が確認できてません。
リップル・マイニングでの脱税での逮捕であり、リアコインの件ではないようですね。
#48ホールディングス 事件 詐欺
— Dean.W (@Gymfreaker) 2019年1月30日
2019年1月29 中田義弘が法人税法違反で札幌国税局に 東京で逮捕されました。
これからどんどん詐欺師逮捕されるからな!待ってろよ!#クローバーコイン #Riaコイン #ロビンアプリ
昨日、中田義弘が法人税法違反で札幌国税局に 東京で逮捕されました。ひとまずは、法人税法での逮捕。身柄を拘束し、特別背任や、別の案件での逮捕め視野にいれてるそうです。逮捕された内容は、
— xxx魂XRPxxx (@Rider24Wave) January 30, 2019
リップルを19億円
マイニングで5億円
出資法違反.決済法違反で1500万円も含まれます
そもそもリアコイン(RIA/旧ARM)とは?
まずリアコイン(RIA/旧ARM・アームコイン)について解説します。 リアコイン(RIA)は、2018年8月に香港の取引所KEXに上場した通貨で、上場前はアームコイン(ARM)と呼ばれた仮想通貨です。
ARMという名のコインは実は他にもいくつかあるようですのでお間違いなく。
- Armpack (ARM)
- Armory Coin(ARM)
- ARM COIN(ARM)
リアコイン(RIA/旧ARM)の基本情報 | |
通貨名 | RIA(旧ARM) |
開発組織 | TRIAM Development Foundation |
発行上限 | 約328億枚 |
上場取引所 | KEX |
ホワイトペーパー(TRIAMネットワーク) | https://triamnetwork.com/documents/TRIAM.pdf |
TRIAMネットワーク公式サイト | https://triamnetwork.com/ https://wallet.triamnetwork.com/ |
リアコイン(RIA/旧ARM)のイベント・過去
リアコイン(RIA/旧ARM)のこれまでの経緯を調べてみました。
- 2018年7月 : GBTが貯まるSNSアプリ「ROBIN」リリース
- 2018年8月 : 香港の取引所KEX上場、名称がARMからRIAに変更。
- 2018年8月 : フリマアプリ「Exchange market」リリース
- 2018年9月 : 月刊仮想通貨11月号Vol.8 「世界を変えちゃう? ICOオタク交流記」に掲載
実際に目立った動きが見られるのは2018年後半からのようですが、2018年2月頃からネット上に情報が出回り始めています。
リアコイン(RIA/旧ARM)の特徴とは?
今回のリアコイン(RIA/旧ARM)通貨には以下のような特徴があるとされています。
- 個人間決済に特化した仮想通貨
- スマートコントラクト対応
- 送金速度が早い(3秒)
また、リアコイン(RIA)は「TRIAMネットワーク」という決済プロトコル・価格交換プラットフォームにおいて主要通貨となっています。
この「TRIAMネットワーク」は、リップル(XRP)など企業や金融機関をターゲットにしたプラットフォームとは異なり、個人での利用を目的にしているとのこと。
このネットワーク上で発行されるトークンや暗号通貨は相互に交換することができるようになっています。
TRIAMネットワーク上で発行される代表的なトークンには、グリーンボックストークン(GBT)というものがあり、1GBT=120円というように値が固定されているようです。
そしてリアコインは、
GBプロジェトという組織の会員から招待を受ける
↓
GBプロジェトのアプリに登録する
↓
アプリを広めてGBTを貯める
↓
GBTをRIAに換金する
といった流れで入手するしくみです。
グリーンボックスプロジェクトってなに?
先述したリアコインを得るために「TRIAMネットワーク」で発行されたグリーンボックストークン(GBT)を貯めるのですが、そのためにはまずGBプロジェクトの会員になる必要があります。
つまりGBプロジェクトに出資して参加・広めた人にGBTのマージンが入ってくるというしくみのネットワークビジネスです。
具体的には、以下のアプリやオプションを広めてGBTを得るようです。
- SNSアプリ「ROBIN」
- フリマアプリ「Exchange market」
- バイナリーオプション「ARENA OPTION」
これがROBINアプリです。
GBプロジェクト会員にSNSアプリ「ROBIN」を見せてもらったのですが、中身はLINEの廉価版のような感じ。
メッセージをやりとりするだけでGBTが付与されるのだとか。
しかし、これを見せてくれたGBプロジェクト会員が、この後ほかの会員に連絡とるときは普通にLINE使ってました笑。
うん、LINE、便利だもんね・・・。
グリーンボックスプロジェクトのクリパに潜入してみた
先述した内容のほかにも続々と新規事業の計画があるらしく、その発表がされるというクリスマスパーティーに潜入してきました。
会費はなんと2万円!!(私は無料でしたが)
場所は高輪プリンスホテル。新事業発表会を行った後に立食パーティーが行われました。
新事業発表会場はかなり立派な会場でした。参加者は300人ほど。8−9割くらいは身なりの整ったお金持ちそうな方々。ほとんどが40代以上に見えました。
発表された新事業の内容としては主に3つ。
- 店舗決済システム
- ゲームアプリ
- RIA再生医療センター
新規事業の発表のほか開発者や中国の提携企業の幹部の方、代表の中田義弘氏などがスピーチを行いました。
しかし、ここでスピーチされた方々の名前をパーティー後に調べてみて気づいたことが。
画面に映し出された登壇者の名前の表記が、実際の名前と微妙に変えてあるようなのです。
例えば、代表の中田義弘氏は「仲田義弘」と表記されていたのです。
プロジェクトの代表の名前、間違うことってありますかね・・・?
そして、発表会のあとは立食パーティー。
お酒飲み放題・料理食べ放題。ステージにはトシちゃんや安室ちゃん、倖田來未やISSAがご登壇(モノマネさんですが)。
現金争奪じゃんけん大会なんてバブリーなイベントも催されていました。
代表の中田義弘氏について調べてみた
中田義弘氏はリアコインの前にクローバーコインのセミナー講師を担当。どうやらクローバーコインの仕掛け人だったようです。
セミナーを開催し、大々的に宣伝した後、2017年9月に運営元である48(よつば)ホールディングスは国税庁・消費者庁の強制捜査を受けています。
48HD終了のお知らせ!!
— 仕事人 (@ncmo382) 2017年9月8日
信者の方はどうか分からんけど、少なくても目先の利益に目が眩んで参加した人は目を覚ますでしょうね(*≧∀≦*) pic.twitter.com/aj21rnNG6n
おそらく購入者やその家族からの通報が元でしょう。
クローバーコインが終わろうとする最中、ロビン(ROBIN)事業が始まり、クローバーコインの被害者たちも勧誘を受け、不労所得資料を見て夢を見る。たとえそれが詐欺だとしても。。#ジャパンライフ #48ホールディングス #桜を見る会 #詐欺師 #淡路明人 #中田義弘 #クローバーコイン #消費者庁 pic.twitter.com/glBkuKkJlz
— Dean.W (@dreamchapter1) November 29, 2019
このクローバーコインもネットワークビジネスで約30万人に配布されていましたが、強制捜査によって販売中止、未上場で終了しました。 当然クローバーコインは無価値となり、現在では詐欺コインと呼ばれています。
リアコイン(RIA/旧ARM)・GBプロジェクトの評判
では中田氏が現在手がけているリアコイン(RIA/旧ARM)およびGBプロジェクトの口コミはどうなのか?Twitterをもとに調べて見ました。
【拡散希望】 クローバーコインやアームコイン(今ではriaコイン)を勧誘してる片田徹郎率いるシンクタンクの幹部メンバーです!! 貴重な一枚となっております! この方々から権利収入のお話や、国連のお話が出たらとりあえず録音して、金融庁もしくは消費者センターに電話で通報しましょう! pic.twitter.com/Cls8C1HGFX
— 変なリップラー (@Ndock92Fx) 2018年7月5日
やはりクローバーコインの悪評からリアコインも詐欺ではないかというツイートがいくつか見られました。
しかし驚いたことに、今回のクリスマスパーティーの内容など会員が上げているツイートは皆無。
会員に対しては徹底してSNSでの情報発信を制限しているようです。
また、どうやら片田徹郎という方も要注意人物とされている様子。
fthinktank(エフシンクタンク)という会社のこの二人は、「国連PRIDE Japanの理事です」と自己紹介し、「暴騰間違いなし」とクローバーコインへの勧誘を行い、さらにmface..TPS...ウラ案件と詐欺の王道を散歩してる奴らです。ご注意!#片田徹郎 #村松高志 #シンクタンク #クローバーコイン #リアコイン pic.twitter.com/zHjoq9jgH2
— Dean.W (@dreamchapter1) March 27, 2019
まとめ:注意すべきポイントは2つ
一部のコアな仮想通貨トレーダーに話を聞いたところ、新興の仮想通貨においてネットワークビジネス自体は珍しくないそうです。
しかしクローバーコインのような悪質なものでないか見極めは必要ですね。
ただでさえ今の日本の仮想通貨市場は盛り下がっていますし、これから2020年頃までに草コインと呼ばれた通貨たちは淘汰されていくという予想もあります。
悪質な仮想通貨のネットワークビジネスに騙されないためには、徹底してリサーチし、情報で身を守ることが重要です。
もし知識がないなら安易にネットワークビジネスに手を染めるのはやめておいた方が懸命ではないでしょうか。
ちなみにめかぶはこのパーティーで会員の方に根掘り葉掘り聞いたせいかその後勧誘の連絡はとくに来ていません。
リアコイン(RIA/旧ARM)の現在
リアコインはダダ下がりですね笑https://t.co/sK3TBxA1Od
— まっきー (@maki4462) April 3, 2019
KEXに上場した後、上昇した時期もありましたが2019年1月以降は下落の一途のようですね…!
番外編:Tee coinというのもあるらしい
リアコイン(RIA/旧ARM)をもとにした新通貨もあるようです。
Tee-coinとプラットフォームを同じくするRIAコインが、8月3日にKEX取引所に上場しました!
— Tee-Coin official Japanese (@teecoin_jp) 2018年8月7日
その反響は大きく、見事注目通貨の仲間入りを果たしたRIAコインの成功により、続くTee-coinの安全性や信頼性、それを基盤とした将来性がますます強固なものとなりました。
もしもリアコインが失敗したときの保険でしょうか・・・?
では、おそまつ!