落合陽一「山紫水明、事実無碍、計算機自然」で脳を刺激する時間
どうも、めかぶです。
先日、落合陽一さんの展示「山紫水明、事実無碍、計算機自然」を見に行ってきた感想です!
理系でもないし現代アートに詳しいわけでもないアラサー女子のめかぶですが…落合陽一さんの本を読みまして、落合陽一さんはどんな風に世界を見ているのか、本当に魔法使いなのか、もっともっと知りたいと思い行ってきました。
ちなみにめかぶが読んだ本は「日本再興戦略」です。
はい、まだこれ一冊しか読んでません。
Twitterはフォローしてます。
「弊息子」の言い回しが好きです。
お疲れな顔だけどいつもフルパワーでどこから力がでてくるのか実はアンドロイドなんじゃないか一体IQいくつなのいろいろ思いますが脱線する前に本編書きます。
まず「山紫水明、事実無碍、計算機自然」の概要
正しい展示名は「山紫水明∽事事無碍∽計算機自然」です。
4月20日~6月28日まで表参道のGYRE(ジャイル)3階でやってる展示です。
無料。素敵。
ここ、前にteamLabの展示もやってたことあるんですが、けっこう先進的?な展示をよくやってます。ちょっと入り口狭いけどね!
どんな感じかちょっとレポート
言葉にするのもちょっと野暮かな…なんて思いつつ、あくまで個人的感覚で書かせていただきます〜あしからず。
入り口
硬派!
入り口展示
シャボン液の膜をスクリーンにして蝶を映し出すアート「Colloidal Display」
不思議で綺麗でした。流れるシャボン液と虚ろな光がなんとも言えない美しさ。儚い。
内部1:超音波展示「音の形、伝達、視覚的再構成」
イルカの鳴き声を超音波振動で波打つ水の動きで見る!
鳴き声を視覚的に見せる。その発想に驚き。
内部2:モルフォ蝶の標本とその復元「計算機自然、生と死、動と静」
きっと蝶がお好きなんですね。動かないと思ったら動いてちょっとビックリしたよ。
内部3:どうやって浮いて回ってんだ「Levitrope」
暗い部屋の中で鏡の球体がくるくると回りながら浮いてるの。不思議と癒されます。ちょっとした小宇宙!
どうやって浮いてるかは展示スペース内の動画を見るべし(常に何人か待ちがいるけど見るべし)
内部4:ずっと見てられる「Silver Floats」
「Levitrope」の進化版。こちらは球体ではなく波打った形のオブジェが浮いて回転するんだけども、壁に投影された映像の光が映り込んで、オブジェの無機質な感じがしない。「Levitrope」とは違った美しさ。
感想
わけわかんないけど好奇心が刺激されて面白かった。不思議で美しかった。そして難しかった!正直、めかぶの文系アラサー頭脳では小さく書いてある解説読まないと処理できない情報量だ!「なぜ浮く?」「この展示はなにを示しているんだ??」「アートなの?テクノロジーなの??」ってなる。
ただ、落合陽一さんて人間が認識している自然の世界を、とにかくテクノロジーで具現化して、さらには拡張しようとしているのかな、と感じさせる不思議なトリップ感がありました。落合陽一さんの視点から見た世界を垣間見た気分です。自分の認識している世界はただの一視点でしかなく、なにひとつ確かなものはない。それゆえ儚く想像以上にロマンチックで可能性に溢れている。そんなことを改めて感じて、元気になりました。
表現する場が本でもアートでも落合ワールドに惹き込まれるこれはなんなんだろう。
実際に見て体験すると脳みその刺激され具合がこれまた違います。落合陽一さん、やっぱり魔法使いですね。
おすすめです〜〜〜。展示は6月28日までだそうな。
以上。おそまつさまでした。